投稿者:戎崎裕一さん ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
素直にシナリオが面白いと言えました。
主人公の持って回った大仰な語りや傍若無人な振る舞いが設定や世界観の濃い部分の
テキストにマッチしていたので、そこは非常に良かったです。
主人公の見かけと性格に声もピッタリはまっていました。
ヒロインである朔がただ主人公真理のあり方に惹かれるのではなく、朔の絶対に正しいと信じる信念から対立し、
朔の中で以前から燻ぶっていた正しいこと自体への疑念が増殖、その後、真理の言葉に理を見つけ出し、
再び対話することで親交を深めたという流れが安易なものではなく、
諭す真理の一貫性したところと未熟な朔双方の魅力も伝わり、よく考えてるなと関心しました。

ここからは少し辛口になりますが、序盤だとしても黒船にインパクトのあるセリフもなく
敵としての魅力を全く感じませんでした。
導入のヒロイン活躍の一幕は、初めてライターである日野さんのテキストを読む人にとって
アクを強く感じさせてしまい、読むのをやめてしまうユーザーもいるでしょう。
他とは違う何かがあると思わせるためにも、成田の変人的な一コマから物語が始まったほうがいい気もします。
シナリオの評判を聞いて体験版をプレイしたユーザーは多いと思うので、
OPに微妙なアニメーションを入れるならライターさんの貢献に対価を払うべきかと…
ライターさんの‘&’ -空の向こうで咲きますように-、 るいは智を呼ぶ、
コミュ -黒い竜と優しい王国-は体験版で引きつけられませんでしたが、今回はシナリオが面白く予約しました。
投稿者:夕燕さん ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今回のシナリオライター・原画さんの作品はプレイしたことがなかったのですが、
あかべぇさんのニコ生で発表された今作品の配布A3チラシを見て興味を持ち、
今回体験版をプレイさせていただきました。
プレイしてみての感想ですが、学園物イチャラブゲームという感じではなく異能系統のゲームであり、
異能ものも多く世に出されていますが、シナリオライターの腕が大きく反映されるジャンルだと思います。
プレイ開始直後はあまり惹かれていなかったのですが、進めていくごとに徐々に惹かれていくシナリオでした。
主人公のキャラも最初は受け入れられるかが心配でしたが、最終的には問題なく受け入れられました。
体験版をやった上で購入することは決めましたが、この体験版の後からが本当のシナリオライターの腕の見せ所だと思いますので、
体験版以上に惹かれる展開であることを期待しています。
投稿者:kazuya3215さん ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
体験版面白かったです!
エロゲは数年前からやっていますが最近は面白いと思える作品が少ないです。
たぶん自分の感性が変わってきちゃったんだと思います。
ですが暁ワークスさんのこのチームの作品は今でも楽しみにしています。

まず体験版なのにボリュームありすぎです。第2オープニングまで入っているなんて素晴らしい!
特に最後が次の展開の期待をおもいっきり上げて終わっていて、28日まだかよ!と言う状態です。

この作品は自分の中ではプレイした中で一番気に入っています。
特に気に入っているのは主人公がフルボイスな所です。
他の方はどう思うか知りませんが、主人公=プレイヤーという形は好きではありません。
エロ重視という作品ならアリですが、シナリオ重視ならいらないと思います。
やってる人は自分が主人公のような振る舞いができていないことを知っています、だから非現実的な主人公に憧れます。
そこに「=」を持ってくるとなんか違う感じがするのです。
主人公が自分とは違う人間として存在するならボイスがないと面白くないですよね。

もうひとつ好きなところがあります。成田真理というキャラです。
正しさに囚われない、自分の望むものを捨てない、戦うことは譲り合うことよりカッコイイ
空気は読むのではなく自分で変えろ、未知を楽しめ、変化に挑め、自分が無い奴に世界は変えられない。
自分はゆとり世代なのでこういうメッセージのある作品はとても刺激的です。
同じくかっこいいと思った作品は最近ではリ○ガル・ハイですね。
言われなくてもわかってる、だけどできない自分がいます。
ですが成田真理を見てると、そんな自分を変えれそうな強さを貰えます。

自分の感覚では、とても高価で豪華な本を読んでる気分です。
視覚触覚だけでなく聴覚も使う本です、そしてアニメよりも自分の想像に余地があります。
なのでアニメや本よりこの形が一番好きです。

この次も、そのまた次も新作を作って下さることを期待しています。
投稿者:ペーギーさん ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
凄く面白かったです。シナリオが日野亘さんだから
「また普通の学園モノじゃないんでしょう?」
なんて思いながらゲームを初めて見るとやっぱり特殊能力とか出てきて、
しかもそれがいい感じに味を出してて面白い!
体験版の終わり方も続きが気になるところで切ってくるし本当にずるい(笑)
これはもう買うしかないですわ、これから発売のエロゲの中で期待度が一番高い作品です。
なんだかんだ一番びっくりしたのは最後に流れたOPの途中にアニメになったところかもしれません(笑)
空子が可愛くて可愛くて多分発売前人気投票は僕の持ち得るほぼすべての票を彼女に捧げるかもしれません。
投稿者:ゆーいち・しばざきさん ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ハロー・レディ!の体験版終わりました!
前作までとは打って変わったホームページの色使いがとても魅力的で体験版の公開を待っていました。
勿論ゲームの予約も既に済ませています。
コンセプトには最近のゲームらしいハーレムものを匂わせているのですが、
体験版をダウンロードしてスタートした瞬間に男の語りから入って驚きました。
そして冒頭のシーンで体験版のファイル名を思わず確認してしまう程でした。るい智チーム流石です。
しかし今作は主人公が格好良すぎです。
るい智では主人公が可愛すぎましたが、今作は本当に格好良いです。
もうずるいくらいに格好良いです。同性でも惚れる勢いです。
そして揉みます。とにかく揉みます。
選択肢全部が揉む以外にないことすら最早この主人公の魅力の一つです。
伏線たっぷり謎たっぷりで主人公のハローも気になるところで、
さらに御門大義との探り合いもこの先どうなっていくのか。弄り合いはないのですね。
普通の学園生活にバトルを持ち込むのかと思っていたらどんでん返し的な体験版ラストへと続き、
思わず体験場を始めからもう一度プレイする、を二度繰り返してしまいました。
コンセプトもストーリーも正しく書いてあったのですね。どこにも嘘なんてありませんでした。
発売まで後もう少しなので首を長くして発売日までデモムービーを繰り返し見て、体験版を繰り返しプレイしようと思います。
発売日が本当に待ち遠しいです。制作頑張ってください。
投稿者:niwatori ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
レビューを書くこと自体、初めてなので、分かりやすいように独断と偏見に基づき7つの項目+前置きに振り分けました。

《前置き》
みなさんはハロー・レディというタイトルを聞いた時どのようなジャンルを想像するのでしょうか?
学園ラブコメでしょうか?それとも青春ものでしょうか?
少なくとも異能バトルでしかも復讐譚だなんてよほどの変人でない限り想像しないでしょう。
だからこそたとえ僕が今回はタイトル的に学園ものなんだろうなぁとか思っていたとしても当方に非は全くない……はずです。
ともかく僕は学園ものだと思いつつ、胸を期待に高鳴らせながら体験版をプレイしました。

《ストーリー》
裏切られました。度胆を抜かれました。しかし、その度胆の抜き方が良い度胆の抜き方だったと思います。
コミュやるい智とはまた一味も二味も違う異能バトルが繰り広げられていたということもそうですし、
何よりも合間に入るシリアスシーンが作中に緊迫感を持たせつつも、かといって終始シリアス過ぎて息が詰まらないように
日常シーンでは軽妙な会話運びで我々プレイヤーの心を癒し、笑わせ、萌えさせる!
そしてその日常シーンがあるからこそ、ここぞという場面で我々プレイヤーはより燃え滾ることが出来ました!
常に先が気になる作りになっていて一度プレイをしはじめたら最後、あとは物語へと引き込まれていって抜け出せなくなってしまう。
そんな危うい魅力があり、プレイしている最中はマウスクリックが止まりませんでした。
その様はまるで自分の意思ではなく、神の意志によって右手だけ操られてしまったかのごとくです。

《主人公》
主人公の声がフルボイス!これは地味にすごい。なにが凄いって、智のような可愛い系主人公ならともかく、
真理のような変態紳士(陸に打ち上げられたリュウグウノツカイの方がマシ)系主人公でフルボイスなのは中々にチャレンジングでしょう。
けれども、真理の声をパートボイスではなくフルボイスにしたことは大きな意味があったと思います。
声があるからこそ、主人公としての魅力が増し、そして主人公が魅力を持っているからこそ声が映えるという
正の循環が出来上がっていたように感じられます。やはり強い信念を持っている主人公というのはカッコいいものです。
普段は軽薄とも取れる言動を取っている彼だからこそ、ふとした時に見せる信念が強く印象に残り彼をより魅力的な
主人公にしているのではないかとも思えました。……しかし変態です。
初対面のヒロインの胸を躊躇なく触ることが出来る主人公というのもそうそういないのではないでしょうか。
とは言いつつもそんな変態性も含めて、ヒロインたちの輝きに勝るとも劣らないあたり良い主人公であると思いました。

《ヒロイン》
皆が皆、魅力的でした。
それこそ、このヒロインたちとならシリアスとか一切抜きの普通の学園ラブコメをしてるところも見てみたいなと思ってしまう程に。
それに皆、クラウンという特別な立場にいるからなのか自分の筋のようなものを強く持っているような気がしました。
中には筋というほど強いものではない人もいましたが、それでも五人ともよくある記号的なヒロインではなく、
きちんとした意思を持った人間であったように思えました。
皆の模範たろうと努力をする誰よりも【普通】の人間である朔、ちょっと色ボケ気味かもしれないけど優しい空子、
バカだけど仲間の為なら己が傷つくことをいとわない珠緒、行き過ぎた忠誠があるとはいえ基本的には素直で良い子なエル、
正直なところ腹に一物抱えてそうで何を考えているのか分からない美鳥、
他にも毒舌だけど何だかんだ言って真理の為に付き添う菱吾などメインからサブまで誰一人の例外なく花のように美しく、
星のように輝いているヒロインたちばかりでした。パーフェクトです。

《音楽・ムービー》
BGMに関しては、すごく耳に残ったというものはありませんでした。
代わりにここはこのBGMじゃダメだろというのもなかったので可もなく不可もなくと言ったところです。
しかしOPは毎度のことですけど、圧巻の一言。個人的にはイントロが◎。
いかにもこれから何かはじまるという予感がして思わず体を動かしたくなってしまうような、そんなOPでした。
それから何と言っても、体験版最後で流れる挿入歌!
とてつもなく盛り上がって最高なまでにテンションがハイになっているところであの曲とムービーですよ!
あれは卑怯です。あんなタイミングで流されたら否が応でも盛り上がらざるを得ません。
あれで心が揺り動かされない人はもはや人間ではないです。

《グラフィック》
原画:さえき北都!この時点でグラフィックの水準は推して知るべしです。
今回は敢えて書きますけど、レベルが低いわけがないじゃないですか。
ヒロインたちの立ち絵が素晴らしいのは当然として、CGもハイレベルで文句の付けどころがありませんでした。
僕はあまり絵には詳しくないのですが、それでもこのCGやキャラデザが相当レベルが高いと言うことは分かります。
そしてだからこそ、このゲームがここまで映えているのだということも。
特にエロゲのCGだと銃に詳しくない僕から見ても「いや……これじゃあいくらなんでも撃てないだろ…。」
みたいに思うような出来の銃が多いのですが、そこの部分がかなりしっかりと書き込まれていて驚きました。

《システム》
やはり大手メーカーというだけあってかなり練度の高いシステムだったと思います。
強いて言えば、マウスジェスチャーがないんだなぁと漠然と思った(まぁなくても不便ではないですけど)ことくらいですかね。
製品版ではシナリオセレクトも実装されるようですし、システム面では文句のつけどころが見当たりませんね。

《総評》
こんなにも面白かった体験版は本当に久しぶりです。これは本気でるい智クラスを期待しても問題なさそう。
シナリオが少し癖の強いものかもしれませんけど、そこさえ平気なら絶対にこの体験版はやってほしいですね。
この体験版をやらないなんて人生の半分は損してると言っても過言ではないでしょう……たぶん。
改めて読み返してみると見事に褒めちぎっていますね。正直、自分でドン引きです…。
けど、ハロー・レディという作品はべた褒めされるだけの価値がある作品です。
まだ体験版しかやっていなくても、そこだけは自信を持って言うことが出来ます。
間違いありません。ハロー・レディは買いです!
体験版はおそらく起承転結で言えば、起の部分なのでしょう。
これから先、一体どんな事件がクラウンの6人を待ち受けているのか、
そして真理の復讐が行きつく先では一体どんな結末が待っているのか、
今から胸の高揚が抑えきれません。
製品版では一体どんな素晴らしいドラマを見せてくれるのか今から大いに期待しています。

ところで黄泉瀬時乃の黄泉瀬って苗字はるい智のノベライズに出てきたあの黄泉瀬さんとは関係あるんでしょうかね?
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