初回特典
販売店様特典一覧  早期予約キャンペーン 
今週のブラディオン / 楽屋裏
バックログ:第1回  第2回  第3回  第4回  第5回  第6回  第7回  第8回  第9回  第10回
        第11回  第12回  第13回  第14回  第15回  第16回  第17回  第18回
        第19回  第20回  第21回
第11回 「組織について」
今週もはじまりました『今週のブラディオン!』。
やりました! 小官が数週間ぶりにパーソナリティーの座に返り咲くことが出来ました。
おめでとうカヱデ
よかったな
ありがとうございます!
そして、この三人でやるのも久しぶりですね!
なんか前回まで、おれの姉たちが好き勝手やっていたような気がするが……。
あれはよかったのか?
散々好き放題やって、飽きたからもう帰るだとさ。
ふん、責任感のない奴らだ。
これは……小官たちで、本来の広報番組の使命を取り戻せという天からの声でありますね?
今週から、パワーアップして、前回までより、もっと濃密な内容をお届け致します!
ぐだぐだ喋っているのも時間の無駄だから、さっそく本題に入ろう。
確かにこれまでの放送では、なかなか本題に入らずに余計なお喋りで
時間を浪費してしまい、結局伝えるべきことを伝え切れてなかったな。
そういうのは、今週からやめよう。
ちゃんとサブタイトルがあるのだから、それに沿って話題を展開していこう。
パーソナリティーの腕の見せどころだぞ?
そうでありますよね……。お任せください!
びしっと締めてみせます。
今週のお題は『組織について』であります!
うむ。このブラディオンベーダには、様々な組織が登場する。
たとえば、おれと紫音がかつて所属していた機構軍の神術兵特務部隊(ネフィリム)とかな。
ネフィリムの話は、前にしたからいいだろ?
小官と三尉が所属しているCIRO(内閣情報調査部)という組織もありますね
わたしが所属することになった、警視庁警備局の神術強行突入部隊(SET)などもそうだな。
警視庁には、もう一つ、捜査専門の部署である神術犯捜査係(ASIT)もありますよね?
そうだな。我々のSETが、神術を用いた犯罪者をボコボコにとっちめる役目で、
ASITは、神術を用いた犯罪の捜査にあたる組織だ。
とっちめるって……そんな簡単でいいのか?
間違ったことはいってない。
SETはいま現在犯罪を行なっている犯人へ対処する組織であり、既に行なわれた犯罪の
捜査を行なうASITとは、根本的に役割が違うのだからな
中々ダイナミックな役割分担でありますね。
お前たちCIROにも、スクライブ専門の部署ができたのだろ?
ああ、CIRO特別本部『八咫烏』だな。
おれとカヱデの二名が所属している
ふふん、たった二人でなにができる?
そんなちっぽけな組織など、我々SETが吸収してやる。
八咫烏の主な目的は、情報収集であります。情報調査部の本分からは、外れてはいけないであります。 もちろんその他に、神術に関する情報を集めることや、要人の警護なども行なったりいたします。
ふーん。要するになんでも屋か? そういうことだな?
そういわれてしまうと身も蓋も内でありますが……その通りです。
おれは、元ネフィリムの兄姉たちの居所さえつかめればそれでいい。
情報収集なら警察にいても出来る。
むしろ、そっちの方が重要な情報をつかめるかもしれんぞ。
だから直人は、いまからでもSETに来るべきだ。
いけません! 三尉は、八咫烏の重要なメンバーなのですから!
……なに!? 今週は来れないだと? ではいつならいいのだ!?
……ええい! それでは話にならん!
やはり、スケジュールの調整が難航しているようですね。
なんの話だ?
先々週いってたじゃないですか、女性だけを集めてトークタイムをすると……
あれか? もう、とっくに流れたものだと思っていた。
みなさんお忙しいようで……中々日にちが決められないのです。
あー。もしもし、わたしだが?
貴様誰だと? わたしだ……紫音だ!
わたしの声、忘れたとはいわせんぞ?
紫音は、やけに張り切ってるな。
紫音警部なりに、リスナーの意見を大事にしたいという思いがあるのでしょう。
ああみえて、根は真面目だからな。時々空回りしてしまうが……
もういい! 貴様には頼まん! もう二度と連絡しないからな!
……問題なのは、すぐに頭に血を上らせてしまうことだな。
小官にも、お手伝いできることがあればいいのですが……
もう、疲れた。休憩だ。
お疲れさまです。お茶をどうぞ。
結局、スケジュールを取れたのは何人なんだ?
わたしのこの顔をみてわかるだろ? ……ゼロだ。
そうか。予想通りだな。
まさか……一人も、集まらないのでありますか?
もうやめだ! 薄情な女どもの手は借りん。
もっと別のイベントを企画する!
別のイベントでありますか?
うーん……なにがいいだろうな?
考えてなかったのか……
こういうのはどうでありますか?
リスナーのみなさまも交えてのカードゲーム大会とか……
ほう、カードゲームか……面白そうだな。
お前ら、カードゲームなんてできるのかよ?
小官は、花札なら得意であります。
わたしは、ポーカーならできるぞ。
確かにそれもカードゲームだが……。花札やポーカーは一般的すぎる。
せめてドミ●オンぐらい出来ないと、企画として弱いんじゃないか?
ほう……そこまでいうなら直人。貴様が企画してくれ。
なんでおれが!?
企画は直人に任せる! わたしは、裏方としてサポートしてやるから任せた!
面倒だからっておれに押しつけるな! 適当な奴だな。
結局、こうなるのでありますか……
Copyright(C) 2013 暁WORKS. All rights reserved.